2016年4月6日水曜日

【シングル】単体考察 -コットンエルフのすゝめ-



コットンガードによって1ターンで先制B+2.5、その次のターンでB+4.0まで一気に耐久ランク補正を上げられる。
現在主流である秘密の力をメインにした火力の無いガルーラや大多数のガブリアスなどを対面から起点に出来、相手の選出によってはその時点で勝利が確定するほどのループに嵌められる性能が魅力。
ガルーラやガブリアスで怖いのは両刀ガルーラの冷凍Bや文字、ガブリアスへの交代際の毒突きや毒々くらいだろう。それ以外の環境メジャー級の型にはほぼ対応出来る。

参考資料:大根のひとりごと「エルフーンvsメガガルーラ」

エルフーン@食べ残し/悪戯心
図太い/145(76)-64-150(252)-97-118(180)-136
身代わり/宿り木のタネ/コットンガード/選択枠

選択枠候補
1 悩みの種
多くの特性依存なメガシンカポケモンへ有効であり、メガガルーラの親子愛を不眠に変えて身代わり破壊しか出来なくしてやどみが戦術を通したり、メガゲンガーの影踏みを不眠に変えてエルフーンの脱出を図ることも可能。また特性が不眠になることから、瞑想スイクンなどの眠るで回復してくるポケモンを眠れなくして実質的な回復阻止が可能となる。
その他はメガクチートの力持ちを消して耐え切ったり、メガボーマンダやメガサーナイト、ニンフィアなどのスキンを消してノーマル技に戻せば後続のゲンガーなどのゴーストタイプに交代しやすくなるなど、戦況によって幅広い応用が可能である。

2 挑発
先程の悩みの種の回復阻止効果の上位互換。他にはメガゲンガーの滅びの歌や相手の挑発などに向かって先に当てると、本来起点に出来なかったり突破出来なかったポケモンも突破出来るようになる。具体的にはラッキーやクレセリア、カバルドンなどの再生技を使うポケモンも視野に入る。そして先制挑発であるため、バトンギミックなどへも非常に強い動きが出来る。

3 アンコール
自分で起点を作る技その1。相手が積み技などの補助技を選んだ時にアンコールで縛ればエルフーンの起点にも、後続の起点にもなりXY時代から使い古されてきた技である。
ただし、エルフーンのアンコールは読まれやすいため相手と交代か読みかの択ゲーを強いられて現在は安定しない。

4 威張る
自分で起点を作る技その2。問答無用のいばやどみが戦術。どうせ物理が起点対象なら特殊は威張ってしまえば手っ取り早いという暴論。

5 草笛
自分で起点を作る技その3。これはサイクル戦意識での採用になりやすい。エルフーンを見て相手が引く時に草笛を当てれば後続の祟り目メガゲンガーとの相性は抜群だろう。

6 甘える
対物理特化用。コットンで上がり切ってもまだ耐えないならば相手のランクを下げれば良い。コットン+甘えるエルフーンを突破できる物理ポケモンは果たして存在するのか。

7 ムーンフォース
エルフーンミラーやキノガッサ意識。後出しされるポケモンには通りにくいことが多く、ほぼほぼピンポイント活用となるだろう。今後エルフーンが増えればムーンフォース採用型も増えると見込まれる。


エルフーンと相性の良い組み合わせ

1 ヒードラン@突撃チョッキ/HD/マグマストーム/噴煙/ラスターカノン/大地の力 ←C217メガサーナイトのハイパーボイス+気合玉(目覚めるパワー地面)×2耐え
タイプ相性が完璧。マグマストーム+大地の力でファイアローにも十分相手出来るため難しいのはバシャーモとボーマンダ、マンムーくらいか。

2 オニゴーリ@ナイト/HD/零度/いびき/眠る/身代わり
エルフーンで厳しいボーマンダ+マンムーの並びとヤミラミやピクシーなどを総じて解決可能。エルフーンの宿り木が残っている状態ならば余計に身代わりの試行回数を稼げる。

3 ゲンガー@ナイト/HBS/祟り目/ヘドロ爆弾/催眠術/身代わり
草笛エルフーンと組ませると非常に強い動きが可能。またエルフーンで苦手なボーマンダ、マンムー、ヤミラミ、ピクシーへの回答にもなり得る。

4 リザードン@ナイトY/CS/火炎放射/オーバーヒート/ソーラービーム/目覚めるパワー地面
どちらかと言えば此方メインの構築になるだろう。メガリザードンYの苦手とする物理全般をエルフーンで対応する。

5 ラッキー@輝石/HB/地球投げ/歌う/スキルスワップ/卵産み
メガサーナイトなどのハイボフェアリーやウルガモスなどの特殊全般、マンムーなども相手にできる。

6 スイクン@カゴのみ/HBs/熱湯/凍える風/瞑想/眠る
エルフーンが苦手とするボーマンダ+マンムーなどの解決策になり、且つスタン選出としても汎用性が高い。