2015年6月15日月曜日

【シングル】スイッチトリパ





◇PT概要

■霊獣ボルトロス@オボンの実/蓄電 
184(236)-*-107(132)-165-129(140)-121
10万ボルト/めざめるパワー氷/気合玉/悪巧み

■ローブシン@突撃チョッキ/根性
207(212)-202(188)-115-*-95(76)-69(28)
ドレインパンチ/マッハパンチ/冷凍パンチ/叩き落とす

■ガルーラ@ガルーラナイト/肝っ玉
203(180)-194(252)-121(4)-88(60)-122(12)-108
捨て身タックル/グロウパンチ/大文字/冷凍ビーム

■クレセリア@ゴツゴツメット/浮遊
227(252)-*-189(252)-95-151(4)-105
サイコキネシス/月の光/トリックルーム/三日月の舞

■ヒードラン@命の珠/貰い火
198(252)-*-126-200(252)-127(4)-97
大文字/ラスターカノン/大地の力/竜の波動

■ボーマンダ@ボーマンダナイト/威嚇
170-197(252)-150-141(4)-99-189(252)
流星群/捨て身タックル/地震/竜の舞


本日ニコ生レート実況配信で使用した構築です
近頃メガボーマンダ入りを集中的に考察した中、上記が現段階で最も綺麗に収まった形でした

まずメガボーマンダを考察する上でSラインは最初の段階で最速一択と決まりました
S115以上のラインをメガシンカ後に確保出来、ゲンガー、ジャローダ、ライコウなどを纏めて抜くことが出来るのと、メガシンカする前にボーマンダミラーを含め100族に少なくとも同速勝負を仕掛けながらメガシンカ出来ることも視野に入れて最速としています
次に型の選択ですが、メガボーマンダの型で毒羽は腐り難さから根強い人気があります
しかしながら近頃ではタイプ補完の効いたサイクル軸PTが多くなり、毒羽型ではギルガルドを始めとした鋼タイプに対して安定した動きを確保出来ません
そのためメインの物理ノーマル(飛行)技+地震から技を考え、ガブリアス対面即引かずに済むように流星群を採用することにしました
この考えから速度と火力を最大にするため無邪気ASを確定とし、ノーマル技も捨て身タックルで甘えたスイクンの後出しなどを許さないようにします
残りの技枠で大文字やハイボが選択肢として一般的ですが、どちらもボーマンダの範囲が劇的に広がるわけではなくプレイの拡張性もありませんでした
そこで残りの枠に竜舞を採用し最低限のサイクルで相手が疲弊した後に積みからの全抜きや崩しが行えるようにしました
こうすることでメガボーマンダの種族値、技の要素全てを無駄にせず活かした本来のメガボーマンダの形が出来ました

あとはこのメガボーマンダを入れた構築を模索することになるのですが、基本的なボーマンダ+マンムー+スイクンのような並びでは相手の化身ボルトロスに対して択を完全に排除できず、並びが一般化した今の環境から考えても勝率は安定しないと考えメガボーマンダ軸を最初から練り直しました

以前の記事(多少ネタ気味ですが)で考察した際にクレセリアがメガボーマンダとの補完関係でギリギリ噛み合うのではないかと考えメガボーマンダ+クレセリアとしました
その並びは以前の構築で採用しており、ある程度の補完関係が成り立つことを知っていたため、この段階で6匹を仮設的に決定し、その構成内容を一新して組み込むようにアプローチすることにしました
そして昨日のWCS日本代表決定戦でビエラ選手が使用した構築をヒントにガルーラ+クレセリア+ヒードランでスイッチトリル軸を組み立てようと思い付きます
ガルーラの型はS下降補正でも6V個体ならばS108が確保でき、大方のクレセリアやスイクンなどのSラインを抜けるためグロ捨て身戦術を使用することも可能なことと、努力値の関係上203ガルーラのS振り分をCに回せば無邪気ACSガルーラの最低Cラインに届くことを発見し、上記のガルーラを考案しました

このガルーラは典型的なガルーラ受け用ゴツメ持ちポケモンのほぼ全てを突破圏に入れつつガルーラ自体も生存しやすいと言った構成を実現できています
またガルーラが突破且つ生存すればクレセリアの三日月で再利用可能であり、トリル+三日月の典型ギミックとも相性が良いのでそれを加味して全体を構築しました

トリル展開が決まった段階でヒードランは低速アタッカーの役割が良いと考え控え目HC珠で打ち分けられるように設定
この動きはボーマンダ+ヒードラン+クレセリアの並びでも十分可能で、ボーマンダ自体も化身ボルトロスなどに電磁波を入れられてもクレセリアで回復出来るため相手の化身ボルトロスに対して通常より隙を見せ難くなります

ここで霊獣ボルトロスの持ちものに珠が消えたためチョッキかオボンとなりますが、ローブシンを採用するためチョッキも排除
となると残りのオボンにすべきで、トリル展開も加味してSを振る必要よりも耐久を確保して相手の電気タイプとの打ち合いを強めることを優先し上記の構成が決まりました
また悪巧み気合玉があるので受けループにも前回の構築と同じく対応力を確保できています


現在1800付近の低レート帯で試験中のため、これからもパーツを組み替えたりしてメガボーマンダ+メガガルーラの構築の完成度を高めたいと考えています