2014年8月31日日曜日

【シングル】203ガルーラ

数週間前にGoogle+アカウントで公開していた内容の転載

ガルーラ@メガストーン
203-189-120-*-120-135(メガシンカ後実数値)
猫騙し 捨て身タックル 不意打ち グロウパンチ

耐久力指数:59270
・A216メガバンギラスのステロ1/8ダメージ+A+1ストーンエッジに対して82%の確率で生存
・C222メガゲンガーの気合球に対して確定生存
・C177化身ボルトロスの珠気合球に対して82%の確率で生存

今回の構築のコンセプトそのものであり、最も時間をかけて調整したポケモン
メガガルーラの猫捨て身戦法は対面火力ならば最も高い数値を出せるが、現在は大方ゴツメ持ちに交代されて微々たる猫騙しのダメージと引き換えに総HPの1/3の定数ダメージを貰ってディスアドとなる局面が殆ど
そのような猫騙しに決め打つ立ち回りを批判する戦術として、交代際にこちらがグロウパンチで決め打ち次のターンの捨て身でゴツメ個体を突破して且つ捨て身反動ダメージ込みでガルーラを生存させようというアプローチを採った

ここでの仮想敵はHBに振り切った227-189ゴツメクレセリアとする
それを交代際のグロウパンチでAを2段階上げた後、捨て身で突破し、且つガルーラを生存させる
そのためには前提となるクレセリア突破のための火力は勿論、HPの効率化も必須
これらの条件だけでは意地HAだけで実現可能であり若干HP努力値の無駄を感じた
そこで構築内での仕事量を増やしメインとしての選出率を上げるため最速襷キノガッサにメガシンカしながら猫騙し撃ち次のターンに捨て身で突破出来るような+αも付与しようと挑戦

まず火力について
メガガルーラの最大A194でも227-189クレセリアに対しては親子愛グロウパンチ+A+2親子愛捨て身タックルでも急所込み高乱数突破でしか無い
そのため、ガルーラのAは急所込みであっても殆ど妥協できない
ここで227-189クレセリアを8割突破まで妥協するとA194-5=A189まで妥協出来る

その条件で親子愛グロウパンチ終了時にクレセリアの残りHPが最高214まで削れるので残りHPを捨て身で削りきって突破した場合の反動ダメージは71である
あとはゴツメダメージ(1/6)×4回分を総HPに引いて71以上になるようにHを決める
そうした場合、自然とゴツメダメージの効率化としてH6n-1を選択せざるを得ないことが分かる
ここで有用なHPは
・191(6n-1,16n-1両立)-ゴツメ×4=67
・197(6n-1のみ)-ゴツメ×4=69
・203(6n-1,4n-1両立)-ゴツメ×4=71
・209(6n-1のみ)-ゴツメ×4=73
この4つであり、H209が最も確実
仮にそのH209で残りの努力値を振り分けた場合S129が最大で最速キノガッサ抜きと両立出来ない
それではHAと変わらないので、より実戦的にするため乱数を妥協しクレセリア突破最低ラインのA189とS135と綺麗に両立可能なH203を採用した

実際の確率計算では227-189クレセリア突破且つガルーラ生存率は37.98%であり完全にクレセリアがHBに振り切っていると分の悪い運ゲーとなるが、レートなどで回した経験則から完全なHBクレセリアの存在率も含めれば実際はもっと生存率が高くなるため7割以上の生存率を予測しており、経験上今までこの戦術では100%生存している
HBに振り切ったクレセリアを弱いとする風潮を逆手に取ったとも言えよう

もちろん、H209A194S124で最速キノガッサ抜きの+αを諦めるならば、たとえHBに振り切ったゴツメクレセリアがいようと生存率はほぼ100%の域に達するため、これからHBクレセリアが普及しても調整を変更して対処可能

最後に第29回シングル厨予選でこのガルーラの調整が見事に活きたBVコードを掲載しておく
vsラフィー(カイリュー/霊獣ランドロス/クチート/クレセリア/スイクン/フシギバナ)
829W-WWWW-WWW9-8VV7